F520 HP – 差圧式エアリークテスター – 高圧対応モデル

間違いなく業界最小サイズの高圧対応(最大10 MPa)エアリークテスターです。 全自動、半自動、手動のテスト設備に最適なF520HPは、幅広い標準機能に加えて充実したオプションと周辺機器と合わせたフルパッケージでのご提案が可能です。

F520 HP : 導入事例

カテーテル、 冷却用部品、オイルラジエーター、高圧配管、高圧バルブ、油圧ブレーキ配管 など

F520 HP : 特長

差圧式リークテスト
差圧測定レンジ(ΔPフルスケール): 5000 Pa
最大32個のテストプログラム作成可能
2言語対応 (英語 + フランス語)
• 電空レギュレータ 4 MPa
• 精密レギュレータ 8 MPa

テストモード :

• ∆P (Pa, 0.1 Pa)
• ∆P/t (Pa/s, 0.1 Pa/s)
体積流量単位 (mm3/s, cm3/s, cm3/min, cm3/h)
• 通気テスト

通信フォーマット :

RS232 : プリンター、バーコードリーダー、PC
• J5 : リモートコントロール
• RS485 : その他ATEQデバイスとのネットワーク

測定レンジ :

F520 HP : 仕様

  • 本体

    • 重量 : 約 7 kg
    • サイズ : (WxHxD) 250x136x390 mm
  • 供給電源

    • 24VDC/2A または 100-240VAC/50W
  • インターフェース

    • ナビゲーションキー
    • LCDディスプレイ、判定用インジケーター
  • 供給エア

    • 清浄かつ乾燥した空気
    • 圧縮エアの品質標準 ISO 8573-1 【1 : 2 : 1】

F520 HP : オプション

• バルブコード(6入力 / 6出力)
• 電空レギュレータ
• フィールドバス:PROFIBUS

F520 HP : 製品カタログ

F520HP 差圧式エアリークテスターに関する仕様・特長やその他の詳細情報は製品カタログにてご確認ください。

F520 HP : テクノロジー

最もポピュラーなテクノロジーである差圧式測定では一般的に基準(比較対象)となるマスターが使用されます。大気圧や温度変動が発生した際にマスターとワーク間で同様の圧力変動が得られるため、これらによるテストへの影響を受けにくくなります。
したがって、ワークからのリークのみが差圧センサにより検出されることとなります。

差圧式測定の2つ目のメリットは、テスト圧力による精度の低下が発生しないことです。なぜならセンサは2つの回路間の圧力差を測定しているためです。この点が、大気に対する圧力降下を測定する従来の直圧式測定と異なる部分です。

直接法
③ワークと⑤マスターが同じ圧力の圧縮エアで満たされます。④差圧センサが③ワークと⑤マスター間の圧力変動を測定します。アプリケーションによって、⑤マスターは封止キャップで代用されます。

Dモードテスト
Dモードテストは、測定値が差圧センサのフルスケールを超過する様なラージリークの測定に使用されます。
テストエアが③ワークの一次側に印加され、圧力降下測定は②圧力センサで行われます。

その他のテストモード(一部オプション)もご用意しています。